期待の星ユ・アインは「韓国のオダギリジョー」になれるか

「忠武路の期待の星」ユ・アインには、映画「メゾンド卑弥呼」で有名な日本のスター、オダギリジョーを連想させる。純情マンガから飛び出してきたかのようなイメージと独特な雰囲気で周囲の関心を集めている。

しかし、映画「俺たちに明日はない」の試写会で会ったユ・アインには「韓国のオダギリジョー」という修飾語の代わりに、劇中のキャラクターとよく似た不安感を含んだ情熱的なキャラクターが強く感じられた。

　映画 「俺たちに明日はない」は、本物の銃を買って息詰まるような現実から抜け出そうと試みる「ジョンテ」(ユ・アイン)と、ドラマーを夢見るもののあまりに制約の多い「キス」(キム・ビョンソク)の彷徨（ほうこう）と希望を描いた作品。映画「マイジェネレーション」で注目されたノ・ドンソク監督の次期作だ。

朝日新聞

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