紫外線「見える」服

衣料品関連会社「サラ」（福岡市）は、浴びている紫外線量を目で確認できる婦人服を、福岡市の博多大丸などで４月から販売している。紫外線量に応じて変色する特殊な糸を利用した製品で、今月中旬からは紫外線を浴びて変色するコサージュも発売。紫外線対策への意識向上と、変色機能を利用した新しいファッションを提案する。

　糸はシャツの襟元などに使われており、紫外線を浴びることで、最初は白い糸が赤やピンク、青、緑などに変わる。量が多いほど濃く変色し、見た目で紫外線量を確認できる仕組み。

　商品はボレロ（８９００‐１万４８００円）、帽子（５９００‐８８００円）、手袋（２８００‐６４００円）の３種で、デザインによって価格が異なる。同社が開発した紫外線を通さない生地との併用で（１）紫外線遮断（２）吸汗速乾（３）抗菌防臭‐などの機能も備える。

　他の販売店は、井筒屋と佐賀玉屋、くまもと阪神、トキハ、山形屋、高島屋など。同社＝０９２（６２１）６９０９。
＝2007/05/10付 西日本新聞朝刊＝ 

井筒屋


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